クッチーナイタリアーナ ロッチャドォーロ(神楽坂)|郷土の旬な食材を使った丁寧な仕事のイタリアン。

クッチーナイタリアーナ ロッチャドォーロ

03-5206-5854

東京都新宿区神楽坂3-6 サムライ堂ビル 3F

写真:どんちっちノドグロの炙り焼き

   生姜風味の仁多米と原木椎茸のリゾットと共に


金川シェフの郷土、浜田の食材とイタリアンが見事に融合。神楽坂に素晴らしい名店がまた誕生。


場所は坂上の交差点を抜けて毘沙門を越えたあたり。ピーロートのバーが最近1Fに入っているビル(サムライ堂ビル)の3F。


◆店内

エレベーターで3Fに昇ると素敵な雰囲気の入り口が。賑やかな店内から暖かみのある光が漏れています。小さい店内ですが結構な賑わいっぷり。店内は木の温もりを感じられるシンプル&モダンな雰囲気。奥にはハイテーブルのカウンター、仕切られた個室もあります。下の写真は神楽坂のメインストリートを見下ろす素敵なテーブル。


◆メニュー

コースは5000円と7000円の2種。5000円の方がメインを数種類から選べるとのことでしたが、7000円の方はシェフオススメのメニューになるそうな。(ちなみに、アラカルトでも注文可能)


◆料理

どれも美味しかったのですが、記憶に残ったのはまず前菜の冷製パスタ。イカスミを練り込んだパスタにオイルベースのソース、それに烏賊やトマトやカラスミが和えてあり、さっぱり。

とても美味しくて前半から期待が膨らみます。続くエゾシカのクレープ包み焼きも良かった!薄めのクレープにチーズソースが抜群に美味しく、とてもとても好み。この料理に限らず盛りつけはどれも美しい。

蕪のスープはポタージュとかにしているというより思った以上に素材(蕪)を感じる味、ですが前後の料理を考えるとこれくらいが心地良い気がします。

さらに「こだわり野菜のカチョエペペ」!は美味しかった。cacio e pepeってチーズとペッパーという意味で鉄板のシンプルパスタではありますが、太めの生パスタにバターとチーズがいい感じに絡み、コクがあってとんでもなく美味しかった。

メインの炭火焼はお肉は問答無用に美味しいのですが、印象的だったのは付け合わせの野菜。ブロッコリーなんて肉の旨味と炭火の香りがしっかりついて、普段焼き野菜なんてそんな覚えてないのにここのは記憶に残っています。

メインの後にパスタを再注文。L.O.は越えていたようですが、パスタならなんとか〜ということで作っていただくことが出来ました。「重たいヤツ」ってオーダーをしたところビーツを練り込んだパスタに牛テールを使ったパスタを出していただけました。これも初めて食べる味でしたが美味しい。期待通りガッツリお腹に来る味。

◆ワイン

ワインはグラスもちょっとずつありますが、この日は喉も乾いていたのでスパークリングをボトルで頼む事に。プロセッコは4500円でよく見る感じ。その下に「イルグリージョ」(6000円界隈)というのがいたので、今回はそちらを頂きました。


ワインリストも今後いろいろ楽しめそうなラインナップです。日によってはフランチャコルタもあったります。スパークリングを途中で飲み終わったので、グラスの赤ワインを注文したら出て来たのがDANTE RIVETTIの赤。「Arabarda」というのは知りませんでしたが、やっぱりこの会社のワインはいい味でした。お店にあるワインのラインナップも良い感じ。

デザートワインも頂きました。「Ben Rye」というもので、確かシチリアの風が凄く強い中で栽培するからワイン名の由来は「風の子」、風が強いから背の低い栽培方法をしていて、その特別な栽培方法が無形文化遺産になっている〜とか、別のイタリアンで詳しく説明を受けた気がしますが、前書きはさておきこのデザートワインは美味しいのです。これもあるなんて素敵です。

でリモンチェッロは自家製でオススメ!ということでしたので、こちらもいただいてみることにしました。こちらは想像以上にトロミがあって美味しい。予算は2人で30,000ギリギリいかないくらい。イタリアン&フレンチ激戦区の神楽坂ですがこのお店は素晴らしい。

Restaurant Guide by JUN FUJITA

また行きたいお店まとめ。場所は東京の神楽坂・飯田橋エリアが手厚め。ジャンルはイタリアンが多め。

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